役者紹介 たんじだいご

稽古も今日を含めて残り2日となりました。
泣いても笑っても、来週23日には幕が開きます。
皆さんに楽しんでいただけるよう、頑張ります!
是非観に来て下さいね。
さて、続いての役者紹介は、演出も兼ねているたんじだいご氏です。
日穏の旗揚げからずっと演出を担当していただいています。
 作品を作る過程で時には衝突しながらも、岩瀬が絶対の信頼を置いている方です。
もう少し威厳がある演出家であって欲しい時もあるのですが(笑)、この方のお人柄があってこそ作られる日穏ワールドだと思います。
役者としても尊敬しています。
面と向かっては褒めませんけどね、私・・・(^^;)
そんなたんじさんを紹介して下さるのは、タカちゃんこと、平野貴大さんです。

大工の吾郎役の平野貴大です。

今回の「夕顔」の演出、そして出演もされているたんじだいごさんのご紹介をいたします。


たんじさんは今年還暦!!今回が還暦初の作品です。

僕がたんじさんの演出を受けさせていただくのは2014年の日穏公演「Gift~星空の向こうから~」以来、今回2度目です。
前回出演してから毎回、日穏の作品を拝見させて頂いてますが、日穏の作品は本当にいつも心に沁みいるんです。。
これは演出のたんじさんと脚本の岩瀬さんのタッグの賜物だとおもいます。
岩瀬さんの作った素材をたんじさんが料理する。
稽古場で料理人たんじさんが「そこをもっとこうしてみようか?」とたんじスパイスを振りかけると、そのシーンがグンっと深くなる!

たんじ包丁で切って火を入れるとその会話が活き活きとしてくる!

なんなんでしょうか・・・
普段、お酒呑んでるときのたんじさんを見てると信じられないほど、観る人の心の繊細な動きを把握しているんです。
僕の知っているお酒呑んでるときのたんじさんは、酒好きで下ネタ4番バッターのヘベレケ親父。
なのに稽古場では鋭い眼差しでいて、温かい演出をする。
このギャップで数多の女性たちがメロメロになってきたとかきてないとか・・・
男にモテるのは確実なんですが。。
今回の作品ではかんぴょう農家の姉妹を優しく見守る叔父さま、源三おじちゃん役で出演なさっております。
腹巻・・・似合い過ぎです。
皆さま、是非とも還暦たんじさんの料理を食べに劇場へいらしてくださいな